随分とご無沙汰しておりました。
工事を再開しました。
基礎工事が完了し約2ケ月が経っており、コンクリートも良く乾燥出来、強度も充分に
出ていると思います。
『土台墨付け』
柱を建てる位置や継目部分を基礎の上に乗せる土台と云われる木材に
建築用の墨汁で描いています。
『 土台敷き及びボルト固定』
大工さんが加工した木材を基礎の上に乗せボルトで固定しています。
『大引き敷設根太打ち』
敷設した土台のと同じ高さで大引きと云われる角材を添わせ
束と呼ばれる金属製の金物で大引きを受けています。
現在はこの様な形で行うのが通常です。
数十年前はこの束を木材で受けていた為腐食したり、白蟻被害で
床が落ちたりたわんだし、床鳴りと云われる現象が良く見られました。
大引きの上から根太と呼ばれる細めの角材(45cm角)を敷設し
ています。
『床組完了の断面です』
根太の間に断熱材を挟み構造用合板と呼ばれる板材を張っています。
断熱材は旭化成建材のネオマフォーム ジュピーと云われる商品で現在国内で
発売されている商品の中でも最も性能が高いとされる商品です。
此れにより足元の寒さが改善されます。
京都の冬は底冷えする為、絶対不可欠な工事です。
上に張った合板の上にフローリングを張れば床工事は一応完了となります