内部補強基礎と並行して玄関廻りの擁壁の基礎を開始しました。
基礎の掘削をしています。
先日打設した耐圧盤コンクリート打設後、立ち上り基礎の型枠と
呼ばれるコンクリートを流し込む止め板を入れております。
基礎の完成を見れば良く分かりますが、この形通りに
コンクリートが打ち上がります。
【アンカーボルトM12】
【ホールダウン金物M-16】
立ち上がりの基礎にこの様な金物を埋め込んでいます。
上部の金物がアンカーボルトと云い基礎の上に載せる木製土台を
ボルトで固定する金物になります。
太さが1.2cmに有り、全国共通でこの金物を使用します。
下部の金物をホールダウン金物と云い1.6cmの太さで少し太くなります。
この金物の先端に柱と基礎を緊結する金物を付けます。
20数年前に阪神淡路大震災が有り、強い縦揺れの地震が発生し
その際に古い木造家屋が多く倒壊しました。
原因は基礎、土台から柱が抜ける事でした。
震災以降その防止の為に義務付けられた金物です。
現段階ではイメージし難いと思いますが、建物が立ち金物
取り付けが終わると直ぐに理解出来ると思います。