築60年の昭和中期の和風住宅です。
工事をする私よりも若干年上の住宅です。
此れから来年3月頃の完成に向け工事が始まります。
静かな住宅街で銀閣寺、哲学の道付近に立地する建物の為、
地元住民様より観光の散策の方の方が沢山見られる場所です。
1階の畳を捲ると、昭和の建築物の特徴でもある 畳下地の杉材の
ばら板が出て来ます。
昔の日本家屋は床下が土の為、湿気に強い杉が多く使われています。
天井を捲ると2階の床組が見えています。
壁は昔ながらの 土の粗壁です。
昔は殆どの家屋の壁が湿気の多い日本の気候に適していた為、使われて来ました。
只、隙間が所々ある為冬の寒い時期には外部の冷気が入る為寒かった記憶が少し思い出されます。
以上 池本でした