塀基礎撤去現況①
塀基礎撤去現況②
塀基礎撤去現況③
道路面の塀の基礎を撤去し、玄関口の一段高い部分の土を
鋤取、残土の搬出が終わりました。
この部分が今度の玄関アプローチと階段及び自転車置場になる
部分です。
この作業の後、裏庭のコンクリート土間の撤去にかかります。
京都で建都が手掛けるリノベーションをご紹介していきます。
塀基礎撤去現況①
塀基礎撤去現況②
塀基礎撤去現況③
道路面の塀の基礎を撤去し、玄関口の一段高い部分の土を
鋤取、残土の搬出が終わりました。
この部分が今度の玄関アプローチと階段及び自転車置場になる
部分です。
この作業の後、裏庭のコンクリート土間の撤去にかかります。
道路面を覆い尽していた板塀を撤去しました。
骨組みがあらわになって来ました。
駐輪場やアプローチ階段を作る為建物から道路までの
コンクリートと土を鋤取搬出します。
道路面の外観です。
現在検討中の玄関が右側になる様であれば写真の右側の土壁と
柱の撤去が必要になります。
ブロック面に置いてある石は束石と呼び1階の床を支えていた
石です。
裏庭造園工事の際、積石として使えるかなと思い残して有ります。
半世紀以上、この建物を支えてきた石を有効利用出来れば
良いと感じています。
明日は文化の日で祭日の為作業はお休みです。
内部解体がほぼ完了し、不要で有った既設のキッチン部分の撤去も
ほぼ終わりです。
次の段階で道路側の板塀の撤去と自転車置場となる土を撤去し
重機の侵入路を作ります。
其処まで出来ると裏庭の土間コンクリートを撤去搬出します。
浅居実業(解体屋さん)の社長です。
解体屋さんと云えば少しガラの悪そうな怖いイメージが有りますが
とても穏やかなでご近所にも気軽に話をする様な
気さくな社長です。
唯一の欠点はどもって喋る為話が人より長くなる事です ♠
隣家との取合い部分の外壁に波板と呼ばれる鉄板の板が見えて来ました。
土壁が無く、外気と直に接していた為、以前お住まいになられていた方は
さぞかし京都の寒さを体感されていたのではないでしょうか?
床下は当たり前に土です。
土台から70cm近く高さが有ります。
昔の知恵で湿気を防止する為、床下の懐を取っているのだと思います。
外壁ラインには鉄筋コンクリートの基礎が見えて来ました。
この時代の基礎は当り前にあるのですがローソク基礎(俗称)と呼ばれる
基礎の為、コンクリート単独では自立しない基礎の為、耐震性は良くないと思います。
ローソク基礎~布基礎~ベタ基礎と住宅の基礎も進化しています。
等間隔に見える石を束石と呼びます。
1階の床を支える為の、木束が土にめり込む事を避ける為に
わざと石を90Cm前後に配置して有ります。
解体終了時には補強工事の為、この土の部分にすべてコンクリートを流し込み
湿気防止、白蟻対策、土台補強の準備を始めさせて頂く際に現代の基礎に
近い状態に構造補強をかけます。
2階の畳下地の状況です。
床梁と呼ばれる部分の間隔は現在の工法とほぼ同じなのですが
板幅が狭く且つ板厚が薄い為踏むだけでたわみます。
すべて撤去処分し通常の板厚に改修する予定です。
築60年の昭和中期の和風住宅です。
工事をする私よりも若干年上の住宅です。
此れから来年3月頃の完成に向け工事が始まります。
静かな住宅街で銀閣寺、哲学の道付近に立地する建物の為、
地元住民様より観光の散策の方の方が沢山見られる場所です。
1階の畳を捲ると、昭和の建築物の特徴でもある 畳下地の杉材の
ばら板が出て来ます。
昔の日本家屋は床下が土の為、湿気に強い杉が多く使われています。
天井を捲ると2階の床組が見えています。
壁は昔ながらの 土の粗壁です。
昔は殆どの家屋の壁が湿気の多い日本の気候に適していた為、使われて来ました。
只、隙間が所々ある為冬の寒い時期には外部の冷気が入る為寒かった記憶が少し思い出されます。
以上 池本でした
パリに40年近くお住いになられた方が帰国のため
京町家を購入され、終の住処としてこだわり抜かれた
リノベーションをSTART。
“庭を楽しむ家” 和と洋のコラボレーションを演出します。