それこんにちは。フジイです。
今回は先日工事させて頂いたトイレの改修事例をご紹介します。
脳梗塞により軽度の左麻痺があったお母様のためにトイレを改修することになりました。
現在はリハビリにより、杖歩行が可能な状態まで回復しておられます。
もともとのトイレには間仕切り壁があり、
和式便器スペースと小便器+手洗い器スペースに分かれていました。
よくある改修例ですが、この方法ですと、
洋式便器の前方スペースが30㎝あまりしか無く、
立ち座りの動作がしずらいのです。
そこで、間仕切り壁と小便器を撤去して、内部を1つのスペースにし、
そして洗面動作をキッチンの流し台のところでされていたお母様のために、
洗面台を設置しました。もちろんお湯も出ます。
座って洗面できるように、下部オープンの洗面台です。
冬の寒さ対策に暖房用の専用のコンセントも新設したので、
暖房器具とウォシュレットを同時使用してもブレーカーが飛ぶ心配もありません。
扉は以前片開き扉でしたが、今回は折れ戸にしました。
有効開口は79.7㎝としっかり開きますので、介護の方が一緒でも余裕の広さです。
そして床は汚れても掃除が苦にならないように、水の流せるタイル貼にしています。
このトイレでお母様とご家族の皆さんが快適に毎日をお過ごし頂けることを願っています。
そんなところで、今回はこのへんで失礼します。
投稿者プロフィール
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建都建築部でケア(介護)リフォームを主に担当しておりますフジイです。
ケアリフォームと言っても、高齢者の方や障がい者の方のためだけでなく、新築や一般リフォームの中にもケアの視点でかかわります。
お客様のこだわりを大切に、日々が楽しくなり、心地良く、安全な住まいづくりの日々のつれづれをご紹介します。
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